2021年7月24日土曜日

BMW MINI R53 フロントアッパーマウント交換_2.8年で3回目!

これまで、1.5年間で2回も交換したR53のフロントアッパーマウント。そして今回、なんと2.8年で3回目のアッパーマウント交換と相成ります。。過去を振り返ると、、

■第1回目:ゴムを突き破って破損 ⇒LEMFORDER製に交換@2018.9.01

■第2回目:早期にギーギーと異音発生 ⇒LEMFORDER製に交換@2020.4.26

さて、今回、ステアリングをきるといつものギーギー音がアッパーマウントから出始めて半年近く経ちます。これまで2回交換したLEMFORDER製は「もうどうにも駄目である」ということが分かったので、次は純正交換しかないと考えていたところに、今回、BMW純正を安く入手できたため交換と相成りました。


さて、状況を簡単に説明します。右アッパーマウントです。中央のストラットのナット&ベアリング部の蓋の面の位置がボディーのストラットタワー面から飛び出ていることがお分かりになるかと思います。(交換当初は、かなり下の方に位置していました)

右ストラットアッパー部。何やらニョキッと出てきているのがお分かりになるかと思います。


面から見ると、一目瞭然で、完全にボディーから飛び出ています。第一回目は、この状態が加速して、ストラットの頭がゴムを破断して飛び出しました。。

左のアッパーマウント部です。こちらも右程ではないにせよ、やはりかなり飛び出し始めています。

面から見ると、ほぼボディと面イチというところです。

ステアリングを大きく左右にきる場面で、ギーギーとゴムの擦れる音が盛大に出ます。音くらいであれば我慢?できますが、放っておくと突き破るので、やはり交換しておくほうが賢明です。

さて、3回目の交換ですので、手慣れたものです。


スタビリンクのアッパー側だけ外します。ナットは18mmで、ロッドの廻り止めは5mmのHEXです。

次に、ショック本体をロアアームと連結させているボルトを外します。17mmのコマで緩めます。


ショックの頭のナットは21mm。インパクトで緩めておきます。


アッパーマウントナットは、13mmです。ここでは、一旦、緩めるだけにしておきます。

ロアアームにジャッキを噛ませ、スプリングを極力縮めておいてから、プラバンドで3箇所を締めておきます。
このようにショック全長を短くしておかないと、当方の車輌は、ショックを外せないので。うちのクルマだけでしょうか。。

この状態で、ジャッキを緩めてロアアームを落としていくと、ショックとロアアームが外れる方向になります。とにかく、このロアアームのアングルとしないと決してショックは抜けません。。知恵の輪チックです。


ショックの下側が外れたら、アッパーマウントのナットを外してショックを抜き出します。

摘出完了。


さて、今回、入手した信頼のBMW純正のアッパーマウントです。部品番号:31306778833


外したLEMFORDERとの比較です。以下3枚とも、左が中古LEMFORDER製(1.3年使用)/右BMW純正(新品) となります。ゴムマウントが潰れていて、サススプリングのアッパーシートと接触して擦れているのが分かります。これがゴムの擦れ音の原因です。


このアングルが更に良く分かります。そのヘタリはかなりなものです。フロントは随分と車高が落ちていたので、その理由も分かりますね。


表面は、なぜかボロボロとゴム片が割れて落ちてきます。


さっさと純正に交換してクルマに戻します。

逆の手順で組んで、13mmで締めて、

21mmインパクトでガガッと締めます。

右も交換も同じ工程ですので省略しますが、結果は左と同様でした。


1.3年使用のLEMFORDER中古の左右比較です。ベアリングなどは勿論問題ないのですが、マウントゴムがヘタりまくっていますので、サスのアッパーシートと擦れていて、どうにもなりません。やはり、アフターパーツならではで、ゴムが粗悪なのでしょう。




右BMW純正です。ストラットアッパーが随分と下に位置していることが分かります。

左BMW純正です。

おかげで、車高がかなり上がりました。もうこの作業が無いことを祈っています。。

※ゴツゴツ感が消え、乗り心地がかなり良くなりました。


ご参考まで)電動インパクトが欲しい今日この頃。ホンモノ工具のマキタが素晴らしい。


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