2016年12月3日土曜日

「プジョー106 2代目 ホイールアライメント調整」

この車輌、購入時から路面のうねりにとられ易かったことと、タイヤもフロントのショルダー周りの磨耗が激しかったので、アライメントが狂っているのだろうということでフロントのタイヤを新品交換ついでに確認と調整。

やり方はタコ糸が無かったので釣り糸で。。








この車輌のトレッドは、Front:1400mm Rear1335mm なので、その差を2で割り32.5mm。
フロントとリアのハブ位置を基準に取り、四隅に置いたウマに釣り糸をテープで留め、フロントのハブから釣り糸までの距離を基準にリアはその距離に32.5mmを足した距離になるように釣り糸の位置を調整し、これを左右とも張ります。
これでとりあえずは車輌に平行に糸を張れていることになります。

この状態でフロントのキャンバーを基準-1°00"に対して-1°20" にセット。トーインを確認します。
トータルトーイン基準0~2mmに対して、
 ■調整前右:トーイン2mm
 ■調整前左:トーイン9mm
トータルトーイン11mmという大幅な狂いでした。。原因はコレ。

これをターンバックルになっているタイロッドで調整。タイロッドの両端のナットを緩める必要があります。





左右とも調整し、
トータルトーイン基準0~2mmに対して、
 ■調整前右:トーイン0.5mm
 ■調整前左:トーイン0.5mm
トータルトーイン 1mmに設定。

ちなみにリアのトーインをみてみましたが、
トータルトーイン1~3mmに対して、
 ■右:トーイン1mm
 ■左:トーアウト1mm
トータルトーイン0mm 
ということで基準はずれ。
特に片側トーアウトが気に入りませんが、調整できないので仕方なし。。

いずれにしても、ロバストな直進性が帰ってきました。。
燃費も良くなるはず。

※その後、5時間ほど乗りました。見違えるように真っ直ぐ走ります。こうも違うかというくらい。。

2016年11月26日土曜日

「プジョー106 2代目 ウインドウウオッシャーポンプ修理」

マイナー修理。

いつの頃からか、ウインドウウオッシャーが前後とも出なくなりました。
モーターは廻るのですが、一滴も出ません。。
これまで放置してきましたが、車検のこともあるので重い腰を上げて修理。

ウオッシャータンクはこの位置にあります。相変わらずのフランス車。ねじ止め無しです。子供のおもちゃのような留め方がされています。 なので、あっけなく外れます。とはいえ、本当にその徹底した合理的クルマ製作に脱帽です。。国産車はこうは作れません。。





ポンプをタンクから抜き取り、




ばらすと、




この円筒状のものがシリンダーの中を往復し、前の窓、後ろの窓のウオッシャーとして切り替えているようです。
どうもこの円筒状のピストンがうまく動かなかった様子。膨れたゴムの端面を切り取り、清掃してシリコンルーブを吹いて再組み立て。タンクも相当なヘドロ量だったのできれいに内部を清掃し、ついでに配管もコンプレッサーエアを吹き入れて清掃完了。

前後とも勢いよく出るようになりました。


2016年11月6日日曜日

「プジョー106 2代目 水冷オイルクーラーガスケット交換」

これまでの作業途上、横目にチラチラとオイルフィルターの根元にオイル滲みの気配がありました。。



フィルターの締め付け面というよりは、フィルターボディ(水冷オイルクーラー)とシリンダーブロックとの間から滲んでいるようでしたので、プジョーに純正ガスケットを注文。1050yen。 おもしろい質感のガスケット。






フィルターを外すと、こんな様子。




真ん中の貫通パイプは27mmのコマで緩めます。




見難いですが、こんな感じでガスケットが付いています。




新旧比較。いい感じで経たっています。。これでは面圧が出ないですね。。





フィルターをセットし、漏れなきことを確認して完了。



「プジョー106 2代目 純正サイドマーカー交換」

プジョーに純正品を注文し、サイドマーカーを交換しました。1900yen。 



この車輌、購入当初よりなぜか右側だけ微細クラックで粉々だったので。




車輌入手から1年数ヶ月、ようやく交換。作業時間15秒。

2016年11月5日土曜日

「新そば2016」

日記

かみさんと新そば2016。北アルプスは最高の紅葉と、そして雪化粧でした。




これを堪能。





1tonをきる車体ですが、立派なHighway Cruiserです。




2016年10月2日日曜日

「プジョー106 2代目 ホイールボルトからスタッド+貫通ナットへ変更」

これまで、デルタも106もホイールボルト仕様の車輌はスタッドボルト+貫通ナットに変更してきました。今回も同じく変更。

タイヤ脱着の度に面倒でかつ見てくれも良くない錆びついたホイールボルト(首下25mm)




これをスタッドボルト(M12×1.25 L=52mm)+貫通ナットL=37mm へ変更(RAC製)
ダブルナットで締め付けます。




貫通ナットはコレ。最高の品質と超低価格。これまでの車輌はすべてコレ





装着完了。16本、少々きついね。。




これでタイヤ脱着が楽になりますし、見てくれも大幅改善。


■ご参考まで


2016年9月10日土曜日

「プレマシー タイロッドエンドブーツ交換」

先週見つけた破れたタイロッドエンドブーツを交換。画像ボケボケで全滅。






交換完了。
大野ゴム工業 タイロットエンドブーツ 品番DC-2522




破れていない側も交換。





バンドはスパイラル形状のとても面倒なものですが、この画像のようにばらけさせてねじのように廻しながら外すとスムースです。取り付ける際もこの逆の要領で。ブーツの表面にグリースを塗布してから行うとよりスムースにコトが進みます。完了後はもちろん拭き取ってください。





完成。





いろいろな作業をする中でいつも思うのですが、工具はいろいろと保有していますが、私の中でのMVPならぬMVT (Most Valuable Tool)はこれ。これなくして当方の作業は進みません。いつも助けてもらう最愛の工具。皆さんも是非。




2016年9月3日土曜日

「プレマシーブレーキパッド交換 車検前」

車検が近いので、前後ブレーキパッドを交換。




先ずはリアから。







大きくは磨耗していないが交換。




どのクルマもリアの鬼門はピストンの戻し。
このクルマもそのままでは空回りするだけでなかなかネジが噛まず戻りません。(もちろんサイドブレーキワイヤーなどは外しておいた状態で)





そこでブレーキを数回踏んで、ピストンが落ちない程度に頭を出させます。






この状態からラジペンなどで押し込みながら右に回します。するとするすると入っていきます。
ブレーキパッドを組んで終了。





続いてフロント。
こちらは作業的にはまったく問題ありません。さっさと交換です。








残り2~3mmといったところでした。






ついでに嫌なものを発見。タイロッドエンドブーツ破れ。





早速モノタロウで購入。明日までに届けば明日実施。
大野ゴム工業 タイロットエンドブーツ 品番DC-2522

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