2020年12月28日月曜日

「お気に入り工具紹介 ブルーポイント 首振り板ラチェット」

記憶によれば、使用しているボルト類は国によって様々だと思います。メインに使われているサイズを記憶を元に思い出してみました。

 ・国産車:10/12/14/17/19mm 

 ・イタリア車:10/12/13/14/17/19mm+ヘックス (デルタの場合シリンダーヘッドボルトだけトルクス)

 ・フランス車:10/11/13/15/16/17/19mm+トルクス (106/306の場合)

 ・ドイツ車:10/11/13/15/16/18/19mm+トルクス、ヘックス (E46 M3/R53 MINIの場合)

ということで、最近は12mmとか14mmの工具はほとんど手にしません。。代わりに、11/13/15/18mmなどのこれまではあまり馴染みのなかったサイズの工具を多用しています。


BMW E46M3とBMW MINI R53を整備する上で最も重宝しているのが、この13mm/15mm、16mm/18mmサイズのブルーポイントの首振り板ラチェットです。ブランド工具を殆ど使用しない当方ですが、この工具はとても使いやすく、大変気に入っています。 ご参考まで。。

工具外観


ご参考まで)

2020年12月25日金曜日

「BMW E46 M3 エンジンオイル交換」

記録

BMW E46 M3での定期エンジンオイル交換です。今回175041kmで、前回交換が169004km@2020.6月でしたので、6037km/6ヶ月での交換となります。BMW MINI R53の倍走っています。。

オイル交換時の走行距離

オイルは、いつもの日産10W-50。

日産10W-50

廃油受けはアストロの6.5L用。フィルターはいつものBOSCHを購入しました。

オイルフィルターと廃油受け


早速潜ります

作業風景-1


オイルフィルターの蓋は13mmコマです。
オイルフィルター部


BOSCHのフィルターに付属しているのは、蓋のOリング、ボルト先端のOリング、ボルト頭のアルミガスケット、オイルパンドレインボルトのアルミガスケットなのですが、このフィルターには手違いでボルト頭のガスケットが2つ入っており(画像左上の2つ)、ドレイン用は仕方がないので手持ちの銅ガスケットを使用。信頼のBOSCHなので、少々残念でした。
交換消耗品


フィルターと蓋を組付けます。トルクは25Nm
組付け


完了
エンジンルーム

今回でオイルを全て使い切ったので、オイル缶のゴミ箱を作ります。

蓋は、マイナスドライバーで簡単に外せます。折り込んである部分を戻せば蓋は取れます。

オイル缶の分解-1


中を綺麗にして鉄くず用ごみ箱として使います。鉄くずが溜まったら、この缶ごと買い取り業者に持っていきます。
オイル缶の分解-2


■ご参考まで

 

「BMW MINI R53 エンジンオイル交換」

記録

BMW MINI R53の定期エンジンオイル交換です。今回、88364kmで、前回は85661km@2020.6月での交換だったので、2703km/6ヶ月での交換となります。休日はBMW E46 M3 にばかり乗っているので、R53の走行距離が延びません。。

オイル交換時の走行距離

今日はそれほど寒くはなく、作業日和。。

作業風景

オイルは、いつもの信頼のマツダ純正5w-30。今回新たに20L購入しました。

マツダ純正オイル5W-30

廃油受けはアストロの4.5L用。フィルターはMAHLE。

オイルフィルターと廃油受け

フィルター外して、

オイルフィルタ外し-1

オイルフィルタ外し-2

新品オイルフィルタ

やはり、エンジン放射音が減って静かになりました。


ご参考まで)

2020年12月10日木曜日

「BMW E46 M3 ドア窓の位置調整」

BMW E46 M3のサッシュレスドアは、ドアを開けると少し窓が下がり、ドアを閉めると窓が上がる機構をもっています。これはドア開け閉め時の室内気圧変動を抑制する目的と考えますが、当方の車輛はこの夏以降、助手席側の窓はドアを開けると下がりドアを閉めると上がるのですが、このとき、窓枠にはまらない状態でボディーのモールに乗り上げる形で上がってしまうという現象に悩まされていました。。表現が難しいですが。。いずれにしても、秋になって窓を開ける機会が増えてから気がつくようになりました。

それまではこの現象は無かったはずなのですが、思い返すに、この夏、室内温度上昇抑制のために、運転席と助手席のドアガラスにフィルム施工をお店に依頼しました。思えばそれ以降おかしくなったということのようです。

窓位置の再調整で直せると思い、着手しました。

内張を剥がします。(外すボルト類の位置情報などは画像撮り忘れ)エアバッグは吊るしておき、内張を必要な領域だけ剥がします。(バッテリーマイナス端子は外していませんが、いろいろな学習が消えますが、安全上、外したほうがベターです)


先ずは画像黄色〇の部分に窓を下げて調整ボルトが見える位置に合わせます。

右ドア内部


レギュレータ構造は下図のようになっていて、⑯と書かれている左側のクランプ部分(緑〇)で後ろ側の窓を固定します。この部分は長穴になっていて、ガラスをスライドさせて前後方向に調整できるようになっていて、調整ボルトをカムとガラスに貫通させて固定されています。窓前方は③と書かれている下側にあるクランプ(赤〇)でボルトでガラスを挟む形で固定する構造です。 画像を撮ればよかったのですが、、 

ウインドウレギュレータ構造図


下の画像は上図の12のボルトです。E7トルクスのアタマが両側に切られていますので、反対側からも廻すことを想定していることがこれで分かります。。 また、ネジは逆ネジになっています。
調整ボルト-1


反対側とは、、モールを外すと(引張れば簡単に外せます。。)、前後に穴があるのが分かります。この穴から窓ガラスの前後位置を調整するようです。

右ドア外観-2


今回は、ガラスリア側がモールに乗り上げる状況でしたので、リア側を主に調整します。
画像を撮っていませんが、このE7アタマの調整ネジを動かす場合は、周り留めのナット(13mm)がありますのでこれを13mmのコマでこのドア外側の穴から緩めておく必要があります。

右ドア外観-3


ガラス前後位置はそれほど問題は無かったので、続いて上下位置を調整します。
ドアの下を見ると下の画像のようなブラインドキャップが打ってある部分が前後に2か所見えますので、このブラインドキャップを外します。

リア側
右ドア下部調整穴-1

フロント側
右ドア下部調整穴-2


窓を一番下に下げてリア側を調整穴から見た絵です。 上下方向の調整ネジのアタマが見えます。これはT20トルクスで調整します。確か、締める方向でガラスは下がり、緩める方向でガラスは上がったと思います。確か、、うろ覚え。。
右ドア下部調整穴内調整ボルト-1


使用した工具

仕様工具


この調整で、良い感じで助手席窓の機能が復活しました。
(修正前の画像は上述のように取り忘れ。。 黒いモールの上にガラスが乗り上げるイメージです)

ウインドウ調整後画像


この夏のウインドウフィルム貼り付け作業は左右ドアを2人の方が並行して作業をされていました。助手席側の方がフィルムを張る際に窓をこの下穴から上げ下げして貼り、作業後の調整が不完全だったのだろうとguessします。まあ治ったので良しとしますが、何事も作業後の再確認は大切ですね。。



ご参考まで)

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