2021年9月30日木曜日

バッテリー充電器 パルス充電+通常充電

 先日バッテリーを交換しましたが、その背景に、INPAやDISを使用する際、それなりに電力を消費してバッテリーに少なからずインパクトを与えることが解ったため、今後、ダイアグをかける際には外した旧バッテリーに交換して作業をおこない、交換した新バッテリーにダメージを与えないようにすることとしました。

そのため、旧バッテリーをある程度復旧させる必要があります。現在、充電器は持ち合せていなかったため、今回、このバッテリーチャージャーを購入してみました。充電をデジタル制御し、尚且、パルスチャージで負極のサルフェーションも除去できる!?の謳い文句で、そして信じられないくらい安価でしたので、見るからに大陸製ですが思わず購入してみました。これでそれなりに充電できればOKなのですが。

見るからに安物ですが、機能がしっかりしていればハイコストパフォーマンスです。


ドナーは先日外したこのバッテリー。


初期値は12.5V。この絶対値は信じられるかどうかをテスターで比較しましたが(画像なし)7%程度高く表示しているようで、いきなりチープさが現れています。。 本来は、バッテリーの状態を電圧だけではなく、CCA値や内部抵抗値なども計測したいところですが、今回は充電できるかどうかだけの視点です。。

引き続いて、負極のサルフェーション除去目的で、先ずはパルス充電を8時間行いました。


8時間後、リペアスイッチ(パルス充電スイッチ)を押すと、通常の充電モードとなります。この状態で、FULL表示となっていますので、満タンになっていると見てよいかと思います。



先に書いたように、状態の変化を把握できませんので、サルフェーションが除去できつつあるかは分かりませんが、8時間後に電圧が12.5V⇒13.5Vに上がっておりますので、充電機能はきちんとあるようです。
しかし、8%充電できただけですので、あと何回かパルス充電をおこなってみてサルフェーション除去を継続してみます。

更に8時間パルス充電をおこなった結果、13.5V⇒13.8Vに。バッテリーの修復が進んでいると見て良いのかも知れません。

最後に8時間パルス充電をおこないました。これで13.8V⇒13.9Vに。頭打ちの感がありますが、パルス充電を繰り返す毎に電圧が上昇しています。 しかし、サルフェーションが除去できつつあるのかどうかは電圧だけでは分かりません。。


ここで、アナログ電圧計との比較です。充電器13.9V表示に対して13.1V付近ですね(電圧計測はフルスケール50Vでの計測です)。 やはり6%程度高く表示されているようですが、相対的に充電がなされていることは確認できました。


今後、INPAやDISを使用する際やエンジン停止状態で窓の上げ下げを繰り返すような作業時には、このバッテリーに交換すると同時にこの充電器をつなぎ、通常チャージしながらの作業としたいと考えています。
(満タンとなると自動停止機能もあります)

パルス充電と通常の充電という機能という点では、高いコストパフォーマンスだと思います。最近の大陸製の製品はその価格の安さと機能に驚くことが多く、ある意味脅威です。


ご参考まで)


2021年9月28日火曜日

BMW E46 M3 バッテリー交換(AC-Delco)

 最近、またDSC警告灯が時々点灯するようになり、INPAやDISでエラーコードなどを確認しようとゴソゴソしていたら、ものの1時間程度でバッテリーが完全放電してしまいました。DISのデバイス簡易テスト中になにかおかしいな、、と思っていたら、スターターも回せなくなっていました。。 orz

以前にもリアウインドー枠を小1時間修正するため、リアウインドーの開閉を繰り返していたらバッテリーが上がってしまい、この程度で上がるのはサルフェーションでバッテリーが劣化しているのだろうな、、と思いながらジャンプコードで始動させて、お茶を濁していました。。 が、クルマ入手以来、一度も交換したことがなかったため、今回、交換することとしました。(181,526km時点)

性能とコストの高いバランスが気に入っていて、これまでの所有車は全てAC-Delcoを使用しています。今回も当然AC-Delcoという1択で決めました。。80Ahもあるので、少々高価ですが。。



説明するまでもないですが、、使用工具は、
 ・10mmコマ+ラチェット
 ・13mmコマ+ラチェット
 ・10mmメガネ
 ・プラスドライバー


言わずもがなですが、、バッテリはリアトランク右にあります。この黒いカバーを外します。


すると、何やら凝った作りのブラケットで固定されたバッテリーが見えます。
13mmのコマでボルトを2つ外し、ブラケットの頭に付いているプラスのボルトを緩めて取り外します。


しっかりとした作りのブラケットです。初めて外しました。。


ハーネスを外してバッテリーを取り外します。
※横着しましたが、本来は作業の最初に端子を外しておくのがセオリーですね。。


付いていたバッテリーは、見たことのない物でした。。調べたら韓国製でした。ヒュンダイなどの純正搭載バッテリーとのことです。

74Ahのバッテリーです。

さて、特に何ら目新しいことはありませんが、、新品のAC-Delco装着の図です。ブラケット中央のプラス頭のボルトをぐっと締め込んで終了です。


スターターの勢いが増しました。。やはり、バッテリーに限らず、自分で一度リセットすると以降は管理しやすくなりますね。


ご参考)松竹梅 for E46M3 BL32

2021年9月2日木曜日

BMW E46 M3 マフラーハンガー交換

 先日のリアからの異音原因確認のために潜った際に、マフラーハンガーが切れているのを確認したので、交換しました。在庫として持っていたので即交換です。



 部品番号:18201401797



車体には13mmのナット×2個で固定されており、サイレンサーには13mmのボルトで固定されています。
サイレンサーが落ちてきますので、ジャッキ等で支える必要があります。



片側が切れていました。。


新旧比較


切れやすいマウントのようですので、日常的に見ておく必要があります。見方としては、マフラーテールパイプを揺すってみて、揺れが大きいようでしたら下から見てみると良いですね。まともな状態であれば、ほとんど揺れ動くことはありません。


ご参考まで)

BMW E46 M3 リアからの異音原因確認_その1

 加速時と減速時にそれぞれ一回づつ、デフマウント周辺からコン!という異音が出ているので、原因を探るべくドライブシャフト、プロペラシャフト周辺のチェックのため、久しぶりに潜りました。

18万km装甲車車輌ですので、ユニバーサルジョイントの状態を把握すべくドライブシャフトは外して確認しました。36mmのコマで緩めます。




ちなみに、ロックナットを見て頂ければ分かるように、36mmコマは12角でなければいけません。ご注意を。

サイドフランジ側はE12トルクスです。

ちなみに、ドライブシャフトはスタビを外さないと取り出せません。
ブラケットは5mmのHEX、アーム側は13mm、17mmのボルト・ナットです。

結果、プロペラシャフトのユニバーサルジョイントもドライブシャフトのユニバーサルジョイントにも大きなガタは観られませんでした。
ただし、サイドフランジにガタがあることを確認しました。サイドフランジのスプラインが痩せたのか、デフ側のスプラインが原因なのかは現時点分かりませんが、今後、見極めて対処します。

いずれにしても、音源がミッションであれ、プロペラシャフトであれ、ドライブシャフトであれ、全てはデフに連結され、そのデフはリアにマウントされていますので、異音はリアから聞こえるということになりますので、原因特定は難しいものがあるとは思います。特に、Sportsモードでの高回転運転時に、「アクセルオフから全開」という場面で、リアからコン!と叩き音が出ることもありますので修復したいものです。まあ気にしなければ良いということでもあるかも知れません。問題なく普通に走るのですから。。

どなたか原因系にお心当たりのある方、アドバイスを頂けると助かります。。あるあるTipsでも構いません。。


ちなみに、似たようなサイドフランジの状況のE46 M3の動画をyoutubeで見つけましたので、共有しておきます。



ご参考まで)


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