2022年5月14日土曜日

HONDA CB400SB NC42 ジェネレータ(ステータ)とレギュレータ交換

 先週のゴールデンウイークの最中、ふらっとやってきた息子がバイクで出かけ、出先から 「今、バイクのエンジンがかからなくなったので、ロードサービスでそっちに送った」 という連絡があり。小一時間でレッカー車からバイクを受け取りました。


早速状況を確認。

  • バッテリー端子電圧 ⇒ 11.0Vでバッテリーあがりの状態
  • ジャンプでエンジン始動し、バッテリ端子電圧を確認 ⇒ 11.0Vで不変
  • レギュレータ3相の電圧チェック※1 ⇒ 他の2箇所からは大きく低下する端子が一箇所あり
※1:レギュレータから3ピンのカプラーを抜き、エンジンをかけた状態でカプラー側で2ピン間の電圧をテスターで測ります。3ピンあるので組み合わせは3通りとなります(下図の上部のカプラー)

これらのことから、ジェネレータ内部のコイルリークによる発電不能状態と判断し、早速、息子がパーツを注文。ついでに、電気系の経時劣化を払拭するため、問題はありませんが念のためレギュレータも同時に交換すべく注文。

レギュレータの図

部品が届くまでの間、即バッテリーを充電しておきました。あげたバッテリーは、時間をおかずに再充電するとダメージも少なくて済みます。しかも、昨秋に新品交換したばかりのバッテリーですから、まだまだ頑張って頂きます。中華バッテリーチャージャーは大活躍です。。



■届いた部品群

  • ジェネレータ(ステータ):31120-MFM-702 
  • レギュレータ:31600-MFM-701
  • サイドカバーガスケット:11396-MY-020



さて、本日息子と交換作業をおこないました。バイクの整備は数十年ぶりでした。。
レギュレータ~ジェネレータ配線を通すためにリア外装周りから挙げ句にはタンクまでを外し、更にはエアクリーナーボックスまで動かす必要があって、難儀しました。。ここまでしないと交換できないのは、交換を前提としていないHONDAの自信の証であると捉えましたが、、云い過ぎでしょうか。。


作業工程を逐一撮影していなかったのでアウトラインだけの報告となります。


このエアクリボックスの下をジェネレータからの配線がクランプされた状態でレイアウトされているため、どうしてもエアクリボックスをも動かす必要があります。



さっさとオイルを抜いてサイドカバーを割ります。内部に特段の問題が無いことを目視チェックします。


ミッションケースの上下の合わせ面付近で黒くなっている箇所が見られました。恐らく、合わせ面の段差を嫌って、液体ガスケットを塗ったものと思われます。私も愛用しているワコーズ液体ガスケットを薄く塗って組み付けることにします。


カバーにM6ボルト×4本で固定されているステータを外します。また、張り付いている紙ガスケットをスクレーパで丁寧に除去します。これが一番大変な作業となります。安物ではない確実に切れるスクレーパーで地道に作業を進めます。カバーはアルミのため、合わせ面に傷をつけないように慎重に。
ちなにみこのステータボルトの締め付けトルクは12Nmとしました。

発電不良の原因はすぐに分かりました。リークして焦げている部分がその原因箇所です。なせこうなるのかは分かりませんが、基本機能の品質は必要にして十分なレベルで確保して頂きたいものです。部品代もトータルで高額ですし。(今回のパーツ代は4諭吉を超えています)

問題はありませんが電装系経時劣化の払拭のために交換したレギュレータ。お疲れさま。。

サイドカバーを組み付けて粗方終了間際。M6アタマ9mmのボルトは11Nmで締めました。

今回は1500km程度の走行でしたので、オイルフィルターは継続としていますので、規定オイル量3.0L注入して完了です。
※ドレインボルト(M14)の締め付けトルクは25Nmです。アルミパッキンは必ず交換しましょう。今回は手持ちがなかったので銅ガスケットで組んでいます。

最後に、始動後のジェネレータ電圧を3相ピンで計測。3相共に正常に発電していることを確認し作業終了です。

※スクレーパーはKTCのセラミックスクレーパーが最強です。高価ですが作業時間を一気に短縮してくれますのでオススメです
※amazonでは安物のジェネレータ(ステータ)が沢山でていますが、高価でも迷わずHONDA純正品の一択です


■ご参考まで

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