2016年8月20日土曜日

「プジョー106 2代目 タイミングベルト交換、テンショナー/アイドラーベアリング、ウオーターポンプ交換」

続きまして、、タイベル周り交換。これまでの整備暦がわからないため、リセットの意味も含め敢行。

アフターパーツのタイベル、ウオーターポンプ、タイベルベアリング、あいどらーベアリングのセットもの。








水を抜いて、タイベルカバーを外して、、 緩めた形跡なし。アイマークなどペンの跡も一切無し。本当にプジョー工場で組んだままのような気がします。






ウオーターポンプ新旧比較。インペラー形状が違う。が、もちろん問題なし。むしろ高効率形状。
外したものもなんら異常はなし。やはり一度換えているのか?と思うくらい。(左中古、右新品)






テンショナー/アイドラーベアリング新旧比較。これもまったく問題なし。まだまだ使えそう。
(左中古、右新品)




タイベル。これもなんら問題なし。
しかしこの車輌、整備した形跡が無いのにこの程度のよさ。。メーター6万kmはおそらくウソではない。。
しかしこれまでやってきたデルタの18mm幅タイベルを思えば安心感そのもの。。切れるはずもなしにと思ってしまう。







ウオーターポンプ、各ベアリングを組んで、






ベルトを張って。これ結構難しいね。カムプーリーのM6 3本を緩めて各部のテンションを調節する。





もろもろを元に戻し、ドラシャOHからクラッチ、足廻り、タイベルまで暑かった4.5days作業完了。





これで自分のクルマになりました。。


■ご参考まで(信頼に足るサプライヤーGATES製)


2016年8月19日金曜日

「プジョー106 2代目 クラッチ交換、軸シール交換」

続きまして、、リリースベアリングが逝ってしまっていて、きゅらきゅらと異音がするので、クラッチ周りを交換です。
先ずはミッションを下ろします。

吸気系周りを外して、





一昔前であれば、腹で受けて載せていましたが、体力に自信を失っているので やぐら を組みました。






下ろす準備をして、





下ろします。。





コツは、とにかく電動パワステポンプとメンバーとの干渉を如何に回避するかです。。
知恵の輪のような状態で抜き取ります。結構大変でした。





クラッチ板はまだまだ使えそうでしたが、リリースベアリングがゴリゴリで終わっていました。。
クラッチ板より先にベアリングが逝ってはいけませんね。。








フライホイールのFace面も問題なし。





漏れはありませんでしたが、軸シールを外し、





新品に交換。





VALEOのクラッチ。





これを装着。





ミッションのドラシャ軸シールを左右とも交換。






右新品左中古。軸を積極的に抱き込んで緊迫力が出るような設計。





スプレー洗浄剤2本使ってミッション回りを洗った後にリリースベアリング周りをセットして、





載せます。でもやはり知恵の輪。大変。。








足は、中古だがとても程度のよいオーリンズ車高調。





OH済みのドラシャとともにこの足を組みます。






いつものWAKO'Sのミッションオイルを注入。2Lジャスト入りました。





リアも抜けていた純正ショックからビルシュタインショックへ交換。





また、車高を25mm落としました。








まだ終わりません。。


■ご参考まで

「プジョー106 2代目 ドライブシャフトのオーバーホール」

この夏、106のRefineを4.5daysで実施。
衰えた身体にムチを打ち、激闘。。DELTAのヘッドOH(2009年12月)以来のHeavy作業をこのくそ暑い夏に敢行。。

先ずは、その1。
ドライブシャフトOH。ブーツ交換(IN/OUT)&グリース入替え、長い方のドラシャのベアリング交換から。

すべてはここから始まる。。ロックナット緩め。30mm 3/4"。





続いてウマ載せ。しばらくここに鎮座してもらいます。





アフターパーツのIN側ブーツ。こんな荷姿でやってきました。





さて。どう組むのか。。

たぶん、こうして、、



ほんで、こう入れて、、





後は空き缶をジグにしてプレスで圧入かと。






完成。





こんな、ゴムを滑らす作業でなくてはいけないものはコレ。
シリコン ルブ スプレー。絶対にもっておくこと。





足を外します。
スタビリンクから。ピンボケカメラあしからず。。





タイロッドエンド外して、





例の室内側足元にあるロアアーム取り付けナットを、マットを切り裂いて外し、、





ロアアームを摘出。





ミッションオイルを抜いて、






固着していなかったがドラシャスプラインを三つ爪で抜いて、、






足ASSY、ドラシャASSYを摘出。







しかしこの車輌、どこもいじられた形跡なし。とても程度よし。。
なので、ブレーキローターがハブに固着しており容易には外れず。プレスで抜きました。。

さて、
ドラシャのOH。





先ずは、長い方のドラシャの中央部にあるベアリングを外します。プレスがないと基本的にできないと思います。
2.5tonかけて外れました。。








IN側の筒のカシメを外して、、





引き抜きます。。もうグリースまみれですので画像撮ってる暇なし。毎回言いますが本当にやりたくない作業。。 というか、グリースがグリースではなかったです。粘度も落ち、劣化しまくっていました。






洗浄スプレー3本使って洗浄。







Outerはストレートのブーツ(DELTAで散々実績あり)を使用。
念のためバンド2本締め。。





Inner側は先ずはベアリング( NSK 6006DDU )を圧入。









Inner側のブーツを挿入し、グリースを詰めて、
押し込まないと入らないので、、またプレスで、、



で、この押し込んだ状態でハンマーで周囲をカシメます。






これを同様にもう一本もやって完成。





ここまでは暑いということだけでどうということはありません。。ここからです。
続く。。



ご参考まで) 
超絶オススメブーツ。簡単には破れません。デルタもこれを使用していました。大抵のサイズにフィットします。


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