2016年8月19日金曜日

「プジョー106 2代目 ドライブシャフトのオーバーホール」

この夏、106のRefineを4.5daysで実施。
衰えた身体にムチを打ち、激闘。。DELTAのヘッドOH(2009年12月)以来のHeavy作業をこのくそ暑い夏に敢行。。

先ずは、その1。
ドライブシャフトOH。ブーツ交換(IN/OUT)&グリース入替え、長い方のドラシャのベアリング交換から。

すべてはここから始まる。。ロックナット緩め。30mm 3/4"。





続いてウマ載せ。しばらくここに鎮座してもらいます。





アフターパーツのIN側ブーツ。こんな荷姿でやってきました。





さて。どう組むのか。。

たぶん、こうして、、



ほんで、こう入れて、、





後は空き缶をジグにしてプレスで圧入かと。






完成。





こんな、ゴムを滑らす作業でなくてはいけないものはコレ。
シリコン ルブ スプレー。絶対にもっておくこと。





足を外します。
スタビリンクから。ピンボケカメラあしからず。。





タイロッドエンド外して、





例の室内側足元にあるロアアーム取り付けナットを、マットを切り裂いて外し、、





ロアアームを摘出。





ミッションオイルを抜いて、






固着していなかったがドラシャスプラインを三つ爪で抜いて、、






足ASSY、ドラシャASSYを摘出。







しかしこの車輌、どこもいじられた形跡なし。とても程度よし。。
なので、ブレーキローターがハブに固着しており容易には外れず。プレスで抜きました。。

さて、
ドラシャのOH。





先ずは、長い方のドラシャの中央部にあるベアリングを外します。プレスがないと基本的にできないと思います。
2.5tonかけて外れました。。








IN側の筒のカシメを外して、、





引き抜きます。。もうグリースまみれですので画像撮ってる暇なし。毎回言いますが本当にやりたくない作業。。 というか、グリースがグリースではなかったです。粘度も落ち、劣化しまくっていました。






洗浄スプレー3本使って洗浄。







Outerはストレートのブーツ(DELTAで散々実績あり)を使用。
念のためバンド2本締め。。





Inner側は先ずはベアリング( NSK 6006DDU )を圧入。









Inner側のブーツを挿入し、グリースを詰めて、
押し込まないと入らないので、、またプレスで、、



で、この押し込んだ状態でハンマーで周囲をカシメます。






これを同様にもう一本もやって完成。





ここまでは暑いということだけでどうということはありません。。ここからです。
続く。。



ご参考まで) 
超絶オススメブーツ。簡単には破れません。デルタもこれを使用していました。大抵のサイズにフィットします。


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