2019年12月28日土曜日

「BMW MINI R53 タイミングチェーンテンショナー交換」

寒くなり始めてから、冷間の始動直後に数分間ヘッド廻りからガラガラと異音がし始めていました。
調べると、タイミングチェーンテンショナースティックによるチェーンの暴れの可能性が濃厚。チェーンガイドを壊してはいけないので、早速、安心のINA製を購入し、本日交換しました。



上からは目視できません。


スマホを突っ込んで撮影。こんな感じでブロックに付いています。


難航を想定していましたが、上からのアクセスで5分でした。。
使用工具はこれだけです。19mmのコマとエクステンション。


インシュレータを曲げておいたほうが間違いなくやり易いです。


新旧比較

問題のテンショナーは、手でストロークさせると動きが渋く、時々引っ掛かりがありました。
これが原因ですね。エンジンが温まってスムーズに動きだすと安定してタイミングチェーンにテンションをかけられるのですね。これが冷間でチェーンが暴れていた原因でした。

さっさと交換。ハンド鏡で写してみました。


始動チェック。始動直後は未だテンショナーが首を出していないためかチェーンが暴れていましたが、数秒で静かになりました。完璧です。


※様々なアフターパーツメーカーからこの部品は販売されていますが、やはり、純正品かINAレベルのメーカーのものを選択スべきかと思います。


■ご参考まで


5 件のコメント:

  1. こんばんは。私の53も同じ症状ですが、テンショナー挿入時の向きがあるのでしょうか?

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    1. おはようございます。 テンショナー挿入の向きとは 上下方向の ということでしたら、特にそれは無いと思います。
      また、同じような場所からの異音としては、この記事の上から3つ目の画像に写っているベルトテンショナーダンパーの取り付け部(M8ボルト)のブッシュ(カラー)が割れてダンパーエンドがボルトと接触してガタガタと似たような異音を出します。この辺りも是非チェックください。このカラーは単品での設定は無く、テンショナーブラケットASSYでしか出ませんので、当方は、適当な耐圧ゴムホースを外径を併せて加工してから嵌めて対応しています。無音となります。

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    2. 補足します。
      テンショナーの挿入の向きということであれば、黒いプラカバーが付いている側がエンジン外側となり、突起部を取り付けボルトの窪みに入れて締めこみます。ピストン側が直接テンショナーガイドを押す側となります。

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  2. 締め付けトルク数はいくつですか?

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    1. こんにちわ。 ここは、手ルクレンチ ^^); で締め付けたと思います。。 整備書では締め付けトルクは65Nmとなっていました。 ボルト自体はM20程度ありますので、恐らく60m-80Nm程度で間違いないと思います。

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