バルブに付いたカーボン落とし。インテーク側は勿論大したことはないが、排気側のカーボン固着は並ではないわ。
ボール盤にチャックさせて耐水ペーパーと磨き粉で頑張って落とします。ボール盤が無いと出来ない作業かも。これ。電動ドリルだとうるさすぎて夜出来ないし。。一家に一台ボール盤。とはいえ、排気バルブの清掃は大変のひとこと。。
続きまして、バルブの擦り合わせ。バルブコンパウンドとタコ棒、光明丹で当たり面を修復します。これまた地道な作業。この時ばかりは16Vであることを疎ましく思いますわ。
ものすごく時間をかけました。。
風呂から上がってさっぱりしているヘッド。暫しうっとり。
一気にバルブを組んでいきます。このバルブスプリングコンプレッサーは使い易い。お勧めですよ。
実は一件、問題がありました。コレです。
#4のR-Exh.側のタペットですが、何故かボロボロになっていました。一応ストロークはするので機能的には問題は無かったようですが。原因を探るべくヘッドを見ると、M6のつぶれたボルトが。。このボルトがいつヘッドの中に入ったのかは不明ですが(恐らくLANCIAの工場で入ったものと思われる。ヘッド周りでは使わないボルトだから。)
とはいえ、何はともあれこれまで大事に至らず良かったですわ。。
即ガレイタに電話してタペット1個とシムを数種注文。翌日届きました。速攻対応ありがとう。ガレイタ。でもDELTAのPartsは殆ど在庫無いのねえ。ガレイタにも。
本腰入れてParts確保に走らねば。。
タペットクリアランスを規定値内に入れて完了。
突然ですが、コレ何か分りますね?そう、鉄水パイプです。LANCIAは水廻りに安そうな鉄を。当然こうなりますわな。錆び錆でもうすぐ落城寸前でした。
これがうっとりするステンパイプ。高価だがきっと皆のDELTAも必須となるはず。
装着するとこんな感じね。すばらしいわ。作りも。そんままボルトオンですわ。暫しうっとり。。
でもある程度ばらしておかないと装着は難しいかも。できないことはないとは思いますが、この異次元の開放空間があるうちであればデルタといえども難なく落城。。
ついでに各水ホース類を可能な限り国産新品に交換しました。
搭載直前のヘッド。異物混入防止のため、ヘッドカバーを仮装着しています。
しかしまあ疲れるわあ。でも楽し。。
その4に続く。。
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