2009年12月29日火曜日

「ランチアデルタ シリンダーヘッド OH & 諸々_その1」  ランチアデルタ

少し早い休暇開始を貰い、かねてからの懸案であったランチアデルタのシリンダーヘッドOH諸々を敢行しました。オイル下がりが酷くなっていたこと、タペット音が大きくなっていたこと、タイミングベルト含めたベルト類と全ベアリング交換の時期になっていること、、Water Pump含めた冷却水廻りの交換時期であること、純正の鉄WaterPipeの腐食が激しくなっており水漏れが散見され始めたこと等々の払拭がOHの目的となります。
朝早くから夜遅くまで7日間でやりきりましたので、詳細画像を撮っている暇がありませんでしたが、一応記録に残しておきます・・。


開始。





ベルト類外しから着手します。前回の交換から4年半40000km使用の青タイですが、全く問題ありませんでした。5万kmも楽々でしょう。






クランクボルトはインパクトでガガッと。規定トルクは21kgmですが、前回締め過ぎていた様子。55kgmのインパクトでもあっさりは緩みませんでしたわ。今回は気をつけよう。






ベルト・ベアリング、WaterPumpを一気に外します。WaterPumpは右前のエンジンマウントボルトを外してエンジンをジャッキで持ち上げないと外せません。






外したベルトはこちら。問題はありません。強いて言えば、オルタベルトが少しクラックがあるだけで。でもまだまだいけます。青タイ及びDAYCOベルト使用の皆様、テンション管理をしっかり行っていればベルト自体は5万kmは楽勝と思います(責任は持てませんのであしからず)。





ベルトは問題なくても、ベアリングに問題が・・。
タイベルテンショナーとオルタテンショナーベアリングは、カラカラとやる気の無い音。もう逝きかけていました・・。危なかった。。バランステンショナーベアリングとエアコンテンショナーベアリングは、まあOKでした。当然交換はしますが。







続いて、一気にインマニを外しにかかります。外した画像。簡単に書いていますが、そりゃあ地獄絵図ですよ。この車での作業は。車載状態でのインマニ外しは、幾つかスタッドを抜かないと外せません。ダブルナットでミッション側の3本(上2本、下1本)を外してくださいね。他にも色々と外す必要がありますが、最後は知恵の輪状態でインマニを抜き取ります。寒さでぼけていますが画像・・。ここまで外すと未知の空間が広がり何でもできそう。







続いて大嫌いなラジエター外し。コンデンサーが邪魔で仕方なし。加えて後ろの電ファンも大邪魔。。イライラしながら完了。






その2に続く。。

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