2022年9月17日土曜日

BMW E46 M3 ドアロックアクチュエータ交換

 突然、助手席側のドアロックが動かなくなってから1年以上放置していましたが、ここにきて漸く交換の運びと相成りました。。

交換するのは 51217011250 のドアアクチュエータ。



中華製には目もくれず、機構部品はひたすら純正を使います。

右側純正品番:51217011250 (今回交換)
左側純正品番:51217011247


E46M3のドアロックアクチュエータ交換は "難航を極める" とか "レギュレータや窓ガラスまで外さないといけない" などの記事がネット上には多数見られましたので構えていましたが、やってみればあら簡単。。1時間もかかりませんでした。

まずは内張りを外します。下記の緑丸の箇所にあるスクリュータップをT20トルクスで緩め、上下左右にあるファスナーを外し、内張りをドアから切り離します。



続いて、ブチルで接着されているスポンジクロスを半分程度引き剥がしておきます。この際、再度エアバッグのイグナイター邪魔になるので、適当なもので吊っておきます。


交換するのはコレ。T30トルクス3本で固定されています。

隙間からスマホを突っ込んで撮影しました。概略の雰囲気がわかりますので、コレを記憶しておいてから基本手の感覚だけでワイヤー類を取り外します。それほど難しくはありません。。




T30トルクスで本体固定ボルトを取り去り、ワイヤー類を外して引き出そうとするもそのままでは引き抜けませんので、リア側のレギュレータを少し動かす必要がありました。下のM6ナットは取り去ってボルトを外し、上側は緩めておく程度でOKです。レギュレータの下側を少しフロントサイドにずらしてアクチュエータを通す為の空間をつくります。


イメージとしては、L字型をしたアクチュエータを回しこみながら押し込むようにすると無理なく取り出せますし、また、入れることができます。


入ってしまえば、後は取り外した2本のワイヤーとロック棒を取り付けてからT30トルクスボルト3本で締め付けます。




新旧比較



きちんと作動することを確認して完了です。


■ご参考まで


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