前記事でも記載したように、当方のビルシュタイン車高調は車高調アジャスターがバネの下(アッパーアーム側)に装着される旧タイプ?でBPSというキットです。そのアップグレードバージョンとしてPSSキットが設定され、これは前記事で記したように、車高調アジャスターがバネ上(車体側)へ設置される仕様となります。
当方のビルシュタインBPSキットは車輌を入手した時から付いていたもので、車高調アジャスターについても 「こういうものなのだろう」 とあまり深く考えておりませんでしたが、どうも、BPSキットは、この様な感じでアッパーアームにボルトで固定する仕様であることが今回の一件で判明した次第です。
当方の車輌には何故その為のボルトと受け皿が付いていないのかは不明ですが、今回、本来のBPS仕様に戻すこととしました。
本来の固定ボルトはM20というとても太いボルトで締め上げるようですが、アッパーアームがアルミであり、強度が心配であることに加え、慣性重量をできるだけ増やしたくないことから手持ちの中古M14ボルト&ナットで縫うこととしました。軸力としては十二分と考えますので。
サイズは車高調アジャスター下部とワッシャーが丁度アッパーアームを介して向き合って挟めるような外径サイズとしました。
アッパーアームに直に取り付けます。
ドライブシャフトとのスキも充分確保できています。
左右ともに同じことを実施し、完了としました。
これで腑に落ちていなかった状態をリセットしましたが、オリジナルは運動性能のためにサスアームをアルミ製として軽量化&慣性重量低減を図っているのにもかかわらず、それなりに重量のある車高調整アジャスターとボルト&ワッシャーをそのアッパーアームに設置するその思想に合点がいっていません。。
ということで、BPSキットとしてはこれで正解なのでしょうけども、やはりPSSへのアップグレードを検討したいところです。
ちなみに、この機能美あふれる高剛性ワッシャーはココで入手しました。
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