この夏、高速で左前のハブベアリングから異音発生。がーっという油膜切れのような乾いた音。
このハブベアリングはこの車高調を作った際に打ち替え、3万km程度の使用と聞いていましたが、ジムカーナ等に使っていたとのことでしたので負荷は大きかったのかも知れない。
いずれにせよ、音が出始めているので、左右ともに交換しました。
先ずはここから始まります。左から。。
さっとばらして
取り出します
プレスでハブを抜きます
するとハブにベアリングのアウターレースが残ります
なのでこのジグを使ってプレスで抜きます
ハブから外れたアウターレースを元のベアリングに戻して、次はハブベアリング本体を抜きます
外れました
新しいハブベアリング。 RK-Planning さんで単体を購入。品番3350-17
右は打ち込み用の冶具。ベアリング外径72mmに対して外径71mmのものを準備。
これで圧入します
ハブも圧入します
完成
ベアリングをばらしてチェックしました。レースの傷は見当たりませんでしたが、インナー側のグリースが明らかに乳化していましたので、水が浸入していた模様。この影響での油膜切れだったと推測。
右側がインナー側の乳化したグリース
続きまして右側。同じ手順で進めます。
ハブ取り外し
新旧
ハブベアリングを冶具で圧入
スナップリングを嵌めて。リングの合口は下向きに。
ハブも圧入
完成
車輌に搭載し
終了。これで安心して乗れます。。
■ご参考まで
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