先日バッテリーを交換しましたが、その背景に、INPAやDISを使用する際、それなりに電力を消費してバッテリーに少なからずインパクトを与えることが解ったため、今後、ダイアグをかける際には外した旧バッテリーに交換して作業をおこない、交換した新バッテリーにダメージを与えないようにすることとしました。
そのため、旧バッテリーをある程度復旧させる必要があります。現在、充電器は持ち合せていなかったため、今回、このバッテリーチャージャーを購入してみました。充電をデジタル制御し、尚且、パルスチャージで負極のサルフェーションも除去できる!?の謳い文句で、そして信じられないくらい安価でしたので、見るからに大陸製ですが思わず購入してみました。これでそれなりに充電できればOKなのですが。
見るからに安物ですが、機能がしっかりしていればハイコストパフォーマンスです。
ドナーは先日外したこのバッテリー。
初期値は12.5V。この絶対値は信じられるかどうかをテスターで比較しましたが(画像なし)7%程度高く表示しているようで、いきなりチープさが現れています。。 本来は、バッテリーの状態を電圧だけではなく、CCA値や内部抵抗値なども計測したいところですが、今回は充電できるかどうかだけの視点です。。
引き続いて、負極のサルフェーション除去目的で、先ずはパルス充電を8時間行いました。
8時間後、リペアスイッチ(パルス充電スイッチ)を押すと、通常の充電モードとなります。この状態で、FULL表示となっていますので、満タンになっていると見てよいかと思います。
先に書いたように、状態の変化を把握できませんので、サルフェーションが除去できつつあるかは分かりませんが、8時間後に電圧が12.5V⇒13.5Vに上がっておりますので、充電機能はきちんとあるようです。
しかし、8%充電できただけですので、あと何回かパルス充電をおこなってみてサルフェーション除去を継続してみます。
更に8時間パルス充電をおこなった結果、13.5V⇒13.8Vに。バッテリーの修復が進んでいると見て良いのかも知れません。
最後に8時間パルス充電をおこないました。これで13.8V⇒13.9Vに。頭打ちの感がありますが、パルス充電を繰り返す毎に電圧が上昇しています。 しかし、サルフェーションが除去できつつあるのかどうかは電圧だけでは分かりません。。
ここで、アナログ電圧計との比較です。充電器13.9V表示に対して13.1V付近ですね(電圧計測はフルスケール50Vでの計測です)。 やはり6%程度高く表示されているようですが、相対的に充電がなされていることは確認できました。
今後、INPAやDISを使用する際やエンジン停止状態で窓の上げ下げを繰り返すような作業時には、このバッテリーに交換すると同時にこの充電器をつなぎ、通常チャージしながらの作業としたいと考えています。
(満タンとなると自動停止機能もあります)
パルス充電と通常の充電という機能という点では、高いコストパフォーマンスだと思います。最近の大陸製の製品はその価格の安さと機能に驚くことが多く、ある意味脅威です。
ご参考まで)