ハブの摘出までは、15分もあれば。
ハブをプレスで抜いてインナーレースを見てみると、画像からわかるとおり、左ハブのインナーベアリングが逝きかけていました。グリースの色からして変色しきっているし、グリス切れという感じ。ハブを圧入した後は、グリースの交換が出来ないので、仕方ないですね。ベアリング交換しか道は無いと思います。つまり消耗品ですね。
ハブに残るベアリングは、外す際に壊れてしまうのですが、左のハブは、ベアリングが壊れてもアウターレースがハブに残ってしまい、プーラーの爪がかからず、エアカッターで切断して抜くという面倒が発生しましたが、左右とも、ハブ自体には磨耗等問題はありませんでした。
全てを洗浄後、アウターレースをプレスでハブアームに圧入し、
更にハブを圧入し、オイルシールを打ち込んで完了。
使ったハブベアリンググリースは、いつものワコーズの高級品M520。ベアリングへのオイルの注入器を持っていないのですが、注射器で代用しています。指先が疲れますが結構注入することが出来ます。
最後にセンターロックナットを180Nm(基準160~235Nm)で締めて完了。
結局なんだかんだで、左右で5時間位かかりました。。
結果、またノイズの無い静かな世界が戻ってきました。めでたし。
■ご参考まで
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