ベアリングはこれ。
サクサクっとフロント廻りをバラします。ハブ廻りを綺麗に清掃。ついでにバックプレート廻りも適当に清掃。
大きいほうのアウターレースはプーラーで抜き取ります。
(小さいほうのアウターレースはプレスで抜きます)
原因はコレでした。
WAKO'SのハイマルチグリースU HMG-U M520という赤いハブグリースを使っていますが、もう赤からは程遠い色となっていました。磨耗粉と熱の影響と思われます。反対側のハブのグリースは、まだ赤い色でしたから。
新品のアウターレースを内側・外側共にプレスで挿入し、オイルシールを打ち込みます。
で、ココからが大切。ハブベアリングナットの締め具合が難しい。締め過ぎても緩くてもNG。加減が大切なのだが、私は自作計器で計ります。(かみさんからもらった料理用のはかりを流用)
適当に2kgf-m程度で一度締め、少し廻してベアリングを馴染ませます。そして緩めて手で締められるところまで締めます。次にハブボルトに計器を押し付け、廻りだす荷重を測りつつナットを微妙に締め・緩めを繰り返します。狙いの荷重は1.4kgとしています。
結構時間がかかりますが、一番のキモの部分です。じっくりやります。
後は、割りピンを取り付け、隙間にグリースを再度詰めて出来上がり。
ついでに、最近少し左にハンドルが取られていたので、アライメントを修正して完了。
当たり前ですが異音は消滅しました。
■ご参考まで ※アウターの32204Rはamazonには現時点掲載がありません
HYOGOPARTS
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