2013年12月28日土曜日

「FD3S オルタネータ オーバーホール」

極寒の風吹きすさぶ中、FDのオルタネータOHを実施。
オルタの前後ベアリングとブラシ交換、そして、ついでにテンショナーベアリング交換。
オルタOHは、3年前?にデルタでやったのが最後。

オルタ前とテンショナーベアリングは同じもの。NSK 6303DDU





オルタ後ろのベアリングとブラシは、純正を購入。





オルタとテンショナー







摘出。オルタは僅かだがカラカラ音が、テンショナーもソートーやる気のないカラカラ音が。

先ずはテンショナーから。掃除後に打ち換え。2分。しっとりとした作動になりました。



次。オルタプーリー外し。インパクトであっさり緩みます。コマは多分24mm。当方、持ち合わせがないので15/16inchで実施。問題なし。





説明が長くなりそう。。
軸がフロントのベアリングに食い付いているので、プーラーで力技。





分解完了。





フロントベアリングから交換。





リアのベアリング。あまりに小さいベアリングなので、極小2爪プーラーの歯を薄く加工するか、アーマチュアベアリングプーラーのようなものが必要。当方は後者で実施。










新品ベアリングをプレスで圧入。



まだ続く。。
ブラシ交換。ここに付いている部分のハンダを溶かして交換します。気をつけたいのは、60W以上のハンダゴテを使用することと、ハンダは高融点ハンダ(200℃以上)を使いましょう。











ブラシ比較。11万kmですので、こんなものでしょう。まだ使えますね。






清掃して組み立て。ブラシは指で押し戻しておいてから、後ろカバーの小さな穴から何か適当なものを突っ込んでブラシが戻らない状態で固定しておいてASSY組み付けをおこないます。
完成。





組み付けて完成。始動チェックし、発電、異音に問題ないことを確認。今年の作業はこれで完了。良いお年を。。






■ご参考まで


2013年12月20日金曜日

「初雪」

日記

朝、5分でこのありさまに。。やはり12月の真ん中に一度は降ります。



2013年12月8日日曜日

プレマシー スタビブッシュ交換」

寒くなると、前後の足回りからゴトゴト/コトコトの異音が出始めました。状況分析の結果、左右が同時にストロークする際には異音が出ないことから、これはスタビリンクか、、と考え、純正部品を入手しようとしました。が、その前にネットで調べましたら、あちこちでこの問題が出ているようで。。スタビブッシュを交換すると直り、しかも対策品がでていることのことでしたので、それを入手し交換しました。

しかし、最近の私のやること、異音対応ばかり。。

スタビブッシュ(前後)





フロントのブッシュを汚泥から守る?ゴムカバー(市場追加対策)





先ずはRearから。





すぐにアクセスできます。交換5分。





交換前後。内部が少し磨耗し、外形が少し収縮した感じ。これがプレート内でのガタを生むのでしょう。とはいえ、際立ってダメージがある感じではないです。







で、作業がなにげに大変そうなフロント。。





取り出したブッシュ新旧比較。リアと同じで少し磨耗&全体収縮という様相。






対策となっている汚泥付着防止カバー?の装着もおこないました。。






と、、簡単に書きましたが、フロントは結構しんどい作業です。やられる方は下記をご参考に。
・どうにも手が入らないので、アンダーの左右を走っている補強プレートを取り外す必要があります
・ブッシュ交換自体は、結局メガネひとつで出来る作業です。工夫してやってみてください
・対策のカバーを留めるバンドはこのスペースでは廻せませんので、エアーラチェットが必須

施工後、異音は100%消え去り、完璧な状態になりました。
気分良し。。
※根板が壊れかけている。。もう12年くらい使っているから。。ウマと一緒に新調しようかと。。ついでにジャッキももうひとつ欲しい。。

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